福島農場の日々の出来事などを綴っております。
この冬最高の冷え込みと積雪になる。
氷点下13度まで下がりました。
積雪も60cmです。
耕種農業にとっては、寒さも積雪も
大事な自然の摂理なのです。
寒さにより病害虫の密度がリセットされ、
ゼロにはなりませんがかなり低い所から
の作付が出来るようになるのです。
積雪も重みで畦畔が締まり水稲が
栽培しやすくなります。
生活するのは少し大変にはなりますが、
作物を育てるのには、大事な季節です。
写真は牛舎の軒先まで溜まった雪の様子です。
積雪20cmではありますが、穏やかな新年を迎えられたことに
感謝申し上げます。
大晦日に市内の神社に大鏡餅を奉納して参りました。12回目になります。
1年間無事過ごせたことへの感謝と、疫病退散.五穀豊穣を祈願しての
奉納です。重量90kgにもなり、下段は玄米.上は白米で出来ています。
会津は田植後天候に恵まれ過ぎました。
6月は毎日好天が続きました。
7月は降らない日が無い位連日の雨降り。
8月は酷暑の日ばかり。
残暑が続いた9月。
盆地特有の湿度もあり、草丈が10cm以上も
伸び、写真のように全て倒伏して刈取作業が
大変でした。それでも農場では、稲藁も
大事な収穫物です。
啓蟄を迎え春の声が聞こえてもいい季節なのに、
今朝は5cmの積雪になる。
本来、凍み餅は〔フリーズドライ〕で凍りながら
乾燥して仕上がって行きます。
今季はこの凍ることがほとんどありません。
それでも原料が【玄米餅】の為に餅の中に気泡が
いっぱい入っていて、少しの寒さでも凍りやすい
のが特徴です。
2月は一番寒さが厳しいと言われておりますが、
今年は最高の暖冬で、暦での立春が過ぎた今日
この冬一番の寒さになった。
写真は餅米の玄米をつく様子と一口サイズにカット
する様子。頼もしい助っ人はマイナス20度になる
冷凍庫です。