わたし達の取り組み

福島農場のある喜多方市

福島農場は福島県喜多方市にあります。会津盆地の北の方で代々農家をしてきました。
標高200m、中山間地域の入り口にあります。盆地特有の気候で、気温の日較差が大きく、作物が美味しく育つ地域です。
また、冬の寒さと積雪は病害虫の密度を下げ、農薬の使用量が少なくて済みます。朝日と夕日がたっぷり注ぎ、新潟県魚沼地区にも負けないお米に最適な環境なのです。

「有畜栽培」とは循環型農業

有畜栽培(循環型農業の図)

福島農場が誇りとする「有畜栽培」。
田畑で生産される米、野菜、果実を人が食べ、その副産物であるワラ、草、野菜・果実屑等で家畜を飼い、また堆厩肥で丈夫な作物を育てる…という古来からの本当の農業の姿がそこにあります。
これからも、自然の摂理にかなった昔ながらの方法で、美味しく安全なお米を育てます。


米作りは土作りから

福島農場の堆肥は、2週間に1回の間隔で切り返しを行い発酵を促します。
堆肥は発酵すると60℃以上の高温になります。堆肥化における発酵とは、家畜ふんの中に含まれる易分解性有機物を、好気性の微生物に分解させることを意味します。発酵によって、高温による病原菌の殺滅ができ、ふん臭が無くなり、水分が低い良質の堆肥を生産することができるのです。2ヶ月から3ヶ月かけて完熟堆肥を造ります。

堆肥の切り返し
堆肥から立つ湯気

堆肥の肥料成分表

チッソ
1.0%
リン酸
1.6%
カリ
1.3%

自社のライスセンターで精米

食べる直前に精米するのが、お米の一番美味しい食べ方というのは今や常識です。
福島農場では、籾貯蔵をしている米を毎月必要な分だけ籾摺りし、ご注文をいただいてから精米を行います。籾貯蔵をすることで米の劣化を防ぐことが出来ます。
また、活性素が生きているので、種子として利用することができます。

安心してお召し上がりいただけるものを

福島農場のお米とQRコード

福島農場のお米は30kgの紙袋のまま全量放射性物質検査を行い、放射性物質が不検出の一等米です。
検査結果の詳細は米袋のQRコードからご確認いただけます。


金属探知機の導入

金属探知機の導入

従来、餅米は石・ガラス・金属等は色彩選別機で除去して、切り餅・餅菓子をお届けしておりました。この度お渡しする直前の商品を検査する為に金属探知機を導入しました。
これまで以上の安全・安心を感じて頂けます。