農業体験宿泊施設(農家民宿)は四季を通して営業しております。
春の田植え、秋の稲刈りだけでなく、四季折々の農作業を体験することが出来ます。
福島農場で食の安心・安全・美味しさをご堪能ください。
有畜栽培で育てたこだわりのお米を飯豊山の伏流水で炊き上げたふっくらご飯と、黄身が箸でつかめる産みたて有精卵でお待ちしております。
農業体験をご希望の方は、事前にご予約をお願い致します。
ご予約に関して
ご予約していただければ、宿泊体験の日数・時期に制限はございません。
農業体験の内容、子牛の誕生予定等につきましては、ご予約の際にお問い合わせ下さい。
農業体験の種類や準備品等はご予約の際にご相談下さい
- 宿泊部屋数
- 5部屋(4〜5名)
- 定員数
- 20名
- 共有スペース
- 食堂、談話室、風呂、洗面所、トイレ等
宿泊料金
宿泊は、一泊二食の料金となります。
宿泊料金は、以下のようになります。大人の方の宿泊にはお土産が付きます。
※ 料金は税別となります。
- 大人お1人
- ¥8,500円(お土産付き)
- 子供お1人(小学生以下)
- ¥5,500円(お土産無し)
- 子供お1人(3歳以下)
- ¥3,000円(お土産無し)
農業体験時の作業着・パジャマ・タオル・洗面用具はそれぞれご準備ください。
予約申し込み
ご予約は、電話・FAX・メールにてご連絡ください。
- 会社名
- 株式会社 福島農場
- 住所
- 福島県喜多方市岩月町宮津字下村前481-1
- TEL
- 0241-22-2026
- FAX
- 0241-22-5692
- メール
- f-noujyo@cameo.plala.or.jp
福島農場では、1年を通して様々な農作業を体験していただくことができます。
季節により体験内容が変わりますので、ご予約前にご確認ください。
お客様のご要望もお伺いいたします。
通年体験できるもの
和牛の飼育管理作業
1日2回、朝と夕方の給餌(和牛への餌やり)、牛舎清掃
子牛の出産立会い
運が良ければ、子牛が誕生する瞬間に立ち会うことができます。
およそ2週間に1頭子牛が誕生します。(夕方から早朝にかけての出産率 約70%)
※子牛誕生予定は、ご連絡の際にお聞きください。
鶏の世話
餌やり、採卵
そば打ち体験
名人の指導のもと、挽きたてのそば粉を使ったそば打ちが体験できます。
そば打ちから茹で上げ、食べ方まで丁寧に指導していただけます。
そば打ち体験は、名人にお願いして来て頂きますので、ご予約の際に当日の日時・人数等お問い合わせ下さい。
(そば粉代等実費負担願います。)
季節ごとに体験できるもの
季節ごとの体験は、以下のカレンダーをご覧ください。詳しい時期に関してはご連絡の際にお聞きください。
餅つき
洗米から完成した餅の袋詰めまで一連の工程
農場産のこがねもち米を、洗米、浸漬、蒸し、臼と杵だけでつきあげ、成型、切断、完成した餅の袋詰めまで行います。
凍み餅・あられ作り
餅を凍み餅・あられの原料に加工
ついた餅を凍み餅・あられの原料に加工します。凍み餅はカットしたあとに、寒風にさらし凍らせます。あられは小さいサイコロ状にカットし、乾燥させて作ります。
どちらも米農家伝統の無添加おかきです。揚げたての凍み餅・あられもご試食いただけます。
味噌作り
大豆を煮るところから樽に貯蔵まで
農場産の大豆・農場産コシヒカリの米麹・塩だけで造ります。
よく洗い浸漬させた大豆を大鍋で煮て、熱いうちにすり潰します。そこに米麹と塩を混ぜ合わせ、樽に貯蔵し10ヶ月間熟成させます。
大豆1に米麹1.5の割合で、通常の味噌より米麹を多く使っています。そうすることで自然な甘みのある、まろやかな味噌に仕上がります。
また、一般に市販されている味噌は酒精が入っているものが多いですが、福島農場の味噌は大豆・米麹・塩だけの、昔ながらの無添加味噌です。
水稲の種まき
種籾の選別、水浸し、芽だし、床土作り、種まき
塩水に種籾を入れ、沈んだいい種子だけを選びます。
この種子を水に浸し、十分に水を吸わせます。10日間〜2週間水を吸わせた種子を発芽機に入れ、芽出しを行います。
田んぼの土、山の土、水ごけ等をpH(ペーハー:水素イオン濃度指数)や保水力を考慮して混ぜ合わせます。この土を苗箱にしき、発芽した種子を蒔きます。
苗の管理
ビニールハウスでの苗の温度管理、水やり
苗の管理温度は12〜25度の範囲で調節します。ビニールハウス内の温度管理は生育に応じて温度を下げていき、田植えが近づくと外気温と同じになるようにします。
1日に1回、朝たっぷりと水をやります。
田植え
機械での田植え、また一部手作業による補植
苗が活着(根づいて生長する)がしやすいように、風のない天気の良い日に田植えをします。ほとんどが機械による田植えですが、機械が出入りした箇所は手植えをします。
田んぼの管理作業
生育に合わせた水量の管理、畦畔の草刈り、中干し
田植え後は、稲の育成を促すために水を浅めにします。
また、低温時や風が強いときは稲を守る為に水深を深くしたりと、環境によって水量を調節します。そのため水路の掃除も大切な仕事です。
また、稲に付く虫を抑えたり、稲に風や日光が当たらなくなるのを防ぐため、畦畔の草刈りを行います。
トマトの定植
苗植え、水やり、側芽取り
育った苗から、本葉が約5枚ほど付いた茎の太いものを植えていきます。その頃には、一段目の花房が咲き始めています。植えてから水を十分に与えます。
また、植えた苗の側芽(そくが。わき芽や腋芽ともいう)を取っていきます。側芽を残したままにしていると果実に十分栄養が行かず生育が遅れてしまいます。
野菜の管理作業
種まき、苗植え、水やり、除草、敷きわら
各野菜の種を撒き、苗が育ったところで畑に定植してきます。苗を作らずそのまま畑に種を撒いていくものもあります。定植後は、十分に水を与え、除草を行なっていきます。
また、土壌の乾燥を防ぐために敷きわらを行います。
大豆播種
種まき、除草、畝立て
耕した畑に種を蒔いていきます。この時、隣の畝とは70〜90cmほど空け、線状に種を撒いていきます。種はあまり深く埋めず、3cm程度の深さに埋めていきます。
芽が出てから数回に分け土を寄せていきます。土寄せは、除草効果、苗が倒れるのを防ぎ、根ばり良くするためです。また、土壌の通気性を良くするために行います。
トマト支柱立て
支柱立て、摘果
大きくなり苗が倒れてしまわないように、支柱を立て苗を固定します。この時成長して太くなるのを想定して少しゆとりを持たせて固定していきます。
また、茎から出ている1つの花房には10個程度の花が付きます。栄養がバランス良く十分に行き渡るように、大きさの揃ったを5個程度に残して摘果していきます。
夏野菜の収穫(トマト・きゅうり・ナス・とうもろこし・枝豆等)
トマト・きゅうり・ナス・とうもろこし・枝豆等の夏野菜の収穫。
収穫した野菜はその日の食材としていただきます。
飼料の収穫作業
刈取り、収集、ラップ貯蔵
フィルムを巻きつけて貯蔵することにより、中で乳酸発酵が始まり、牛が好んで食べるようになります。
稲刈り
機械による刈取り、一部手刈り
出穂後、積算気温が1000度から1200度くらいになった時が稲刈りの時期です。
十分に実を付けた稲を刈り取っていきます。刈り取りはコンバインで行いますが、田んぼの端や一部機械では刈り取れない箇所は、手作業で刈って行きます。
稲わらの収集
わら立て、乾燥、収集、牛舎への運搬
稲を刈り、もみを取ったわらは10株程度をまとめ一端をわらでしばり、もう一端を広げ田んぼに立てて乾燥させていきます。
十分に乾燥したわらは、集めて牛舎に運び保存しておきます。牛の飼料や敷き料になります。
酒作り体験(酒蔵に移動しての体験となります)
洗米、浸漬、仕込み、搾り、瓶詰め
精米した酒米のぬかをきれいに落とすため洗米します。洗った米を麹に適した保有水分になるよう秒単位で水につけ水を吸収させていきます。
浸漬した酒米を大きな蒸し器で蒸します。蒸しあがった米はむしろの上に広げ、手でかき混ぜながら冷ましていきます。冷めてきた米に種麹を混ぜ麹を造っていきます。
出来上がった麹と蒸米、酒母、水を加え仕込んでいきます。温度管理をしながら発酵を見ていきます。アルコール分を見ながら十分に発行したところで、搾り瓶詰めを行なっていきます。