福島農場の日々の出来事などを綴っております。
今年は12月中旬から根雪に見舞われ先週まで一面の銀世界でした。
ようやく土が顔を見せてくれ、春の農作業が始まりました。
水稲の種子の選別作業・浸漬です。
丈夫な苗を育てる為に塩水で比重選別をします。
その後、2週間位播種まで毎日水替えをしています。
12月中旬から今日まで一面の銀世界がようやく終わります。
長年土づくりをしていると土には微生物が増え、その活動により
地温が高くなり雪解けが少し早まります。
今日撮影した農場の田圃、部分的に雪解けが見えて来ました。
近くの普通栽培の田圃、一面真っ白です。
夕方まで雪が融け、待ち望んだ春が来ます。
あと半月ほどで【啓蟄】を迎えますが、度々の寒気団の襲来で現在の積雪は60cm位です。氷点下の朝を連日迎えております。
積雪や寒さは、この地で作物を栽培する者にとっては無くてはならないものの一つです。
自然の力により、病害虫の密度が下がり助かっています。
日々暮す者にとっては、雪も寒さも大変なものですが、自然の摂理の中で過ごさせてもらっております。
そんな中て、【凍み餅】作りに汗を流しております。
皆様もコロナなどに負けないようご自愛のうえお過ごし下さい。