福島農場の日々の出来事などを綴っております。
会津は田植後天候に恵まれ過ぎました。
6月は毎日好天が続きました。
7月は降らない日が無い位連日の雨降り。
8月は酷暑の日ばかり。
残暑が続いた9月。
盆地特有の湿度もあり、草丈が10cm以上も
伸び、写真のように全て倒伏して刈取作業が
大変でした。それでも農場では、稲藁も
大事な収穫物です。
啓蟄を迎え春の声が聞こえてもいい季節なのに、
今朝は5cmの積雪になる。
本来、凍み餅は〔フリーズドライ〕で凍りながら
乾燥して仕上がって行きます。
今季はこの凍ることがほとんどありません。
それでも原料が【玄米餅】の為に餅の中に気泡が
いっぱい入っていて、少しの寒さでも凍りやすい
のが特徴です。
2月は一番寒さが厳しいと言われておりますが、
今年は最高の暖冬で、暦での立春が過ぎた今日
この冬一番の寒さになった。
写真は餅米の玄米をつく様子と一口サイズにカット
する様子。頼もしい助っ人はマイナス20度になる
冷凍庫です。
籾摺(籾から米粒を取出す作業)をすると大量のもみ殻が
出てきます。ほとんど利用されず産業廃棄物的な存在でした。
農場ではこれを資源として利用する事にしました。
もみ殻を擂り潰して、圧縮して、直径7〜8CM・長さ45cmの
棒を作り燃料として利用することにしました。
コストは灯油の半分位です。
写真は製造する際に圧縮するので水蒸気が立ち上がる様子。